フォトリポート北海道:北の翼を守る闘い--厳冬期の新千歳空港 /北海道
2009/02/01
厳冬期の新千歳空港(千歳市美々)は雪や寒さとの闘いが続く。雪雲が近づくと、空港ビル1階にある日本航空千歳空港支店の整備オフィスに緊張が走る。出
発を待つ旅客機の防・除雪作業が始まるからだ。「氷点下10度以下のサラサラ雪は圧縮空気で吹き飛びます。しかし、湿った雪は始末が悪い」。駐機場に並ん
だ大型旅客機を見上げながら同支店航務部長の牧之瀬暁さん(45)は語る。
防・除雪車は温水と薬剤で雪を落とした後、特殊な不凍液で機体をコーティングする。翼の上や前縁部に雪が付くと機体の揚力が減る。北国の空港では欠かせ
ない仕事だ。不凍液はドラム缶(200キロリットル)1本6万円。1機に数十万円かかることもある。国土交通省新千歳空港事務所が滑走路を閉鎖して行う除
雪を待つ間にも機体整備は休みなく続く。
滑走路の凍結状態、風速、機体の総重量、高度1万メートルに達する航路の気象条件などを基に飛行計画を立てる運航管理者と機長との協議が続く。「いって
らっしゃい」の声に送られ、チームワークに支えられたコックピットクルーは雪の中で機首を引き上げる。【写真・西本勝、文・斎藤誠】
2月1日朝刊
引用元
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090201-00000004-mailo-hok
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